二の腕のブツブツは毛孔性苔癬と呼ばれ、女性に多いと言われている症状です。
家庭用のピーリング剤やクリームを塗る以外にも、クリニックで治療を受けるという選択もあります。
クリニックでの治療は、ケミカルピーリングとレーザー治療を組み合わせて行います。
ケミカルピーリングは、肌に優しいフルーツ酸を使用して行います。皮膚の角層をほんの少しだけ溶かし、毛穴の詰まりを解消してくれます。ケミカルピーリングを行う事で、肌のターンオーバーを正常にしてくれる効果があります。
またこの作業を行うことで、気になる二の腕のざらつきも改善してくれるのです。
家庭用との違いは、やはり医療用ですから少しピリピリすることがあるということです。耐えられないほどの痛みを感じたら、すぐに医師に伝えるようにしましょう。
次にレーザーを照射し、埋もれたむだ毛と黒ずみを除去する作業が行われます。二の腕のブツブツの原因は角質ですが、角質とともに毛穴を塞いでいるのがむだ毛なのです。このレーザーは黒色のみに反応するレーザーですので、埋まっている毛や黒ずみにもしっかりと反応してくれるんですね。
また、このレーザーを照射した後に黒ずみ対策用の美白剤を併用するとより効果を高めることが出来ます。美白剤にはたくさんの種類がありますので、気になる方は医師に相談してみると良いでしょう。
最後にざらつきを改善し、キメを整えるレーザーを照射します。このレーザーを照射することによって、肌のターンオーバーが整いキメを整える効果があります。ターンオーバーが正常に整うと、肌のハリを生み出すコラーゲン繊維が増え、なめらかな肌へと導いてくれるのです。
こちらのレーザーにはピーリング効果もあり、産毛を除去しながらターンオーバーの促進を促してくれる相乗効果があるのです。この行程を行えば、ブツブツした肌もすべすべの手触りになるのです。
すべての行程を行って治療は終了ですが、こちらの治療はリスクが低く医師の元で行われるので安心して受けることが出来ます。
気になった方はお近くの皮膚科に行って相談してみることをおすすめします。